残された借金も相続しなければならないですか?
最終更新日: 2024年6月17日
相続財産には、預金・証券・不動産などの資産だけではなく、借金などの負債も含まれます。相続財産を合計しても負債が多く残る場合、相続放棄をお勧めしています。
資産だけを相続し、借金などの負債は相続しないということはできません。そこで、負債が資産を超える場合には相続放棄を行うことで、残された借金などの負債を相続しないで済みます。
ただし、相続財産の全額が不明な場合には、注意が必要です。相続放棄の手続き前に相続人のどなたかが相続財産の一部でも処分してしまうと、相続を承認したとみなされてしまい、後々で負債が発覚しても相続放棄の手続きが取れなくなります。
相続財産を処分する前に、弁護士に相談してください。